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沓掛 忠三; 関 正和; 田中 滋; 荻沼 義和*; 阿部 雄一; 山内 通則*
Fusion Science and Technology, 41(3), p.555 - 559, 2002/05
核融合中性子源(FNS)では、DT中性子発生用のターゲットとして、チタン金属にトリチウムを吸蔵したターゲットを使用している。ターゲットのトリチウム量測定とトリチウム分布を測定することは、中性子発生特性を向上する基礎データとして、また、トリチウムの安全取り扱い上で重要である。FNSではイメージングプレート(IP)を使用し、ターゲットのトリチウム放射能測定と、トリチウム平面分布測定を行った。IPによる測定は、遮光と汚染防止のためポリエチレン・アルミニウムのラミネートシートを使用し、ターゲットから放出される特性X線に1分間露出して測定した。IPの校正は既知の小型トリチウムターゲットを使用し校正を行った結果、トリチウム放射能が0.1GBqから30TBqの範囲で直線性のよい測定が可能であることがわかった。また、使用前後のターゲットのトリチウム分布測定の結果から、中性子発生率の最適化を検討するための、入射イオンビームのフォーカス,トリチウム消耗率の分布測定が可能となった。
富永 洋
JAERI-M 6944, 170 Pages, 1977/02
RI放射線とくに線による励起される低原子番号元素の特性X線について、その応用の基礎並びに実際の研究を行なった。ある種の放射体は、それら元素とくに超低原子番号元素に有利に利用可能である。ガスフロー比例計数管の動作特性ならびに、同計数管と半導体検出器のパルスハイト連結分布特性につき検討した。定量分析時の検量に関しては、薄い試料のための新しい簡単な半理論法を提案し、また一方、厚い試料のマトリックス補正のための一般式を導出した。Po線源とゲイン制御付きの比例計数管を用い、セメント原料分析装置を製作するとともに、その性能、応用について述べた。別に、薄い試料に関して提案した検量法の応用の典型例として、大気浮遊塵試料の分析について述べた。
宮田 侑*; 髭本 亘; 鈴木 泰雅; 伊藤 孝; 二宮 和彦*; 久保 謙哉*; Chiu, I. H.*
no journal, ,
物質の電子状態を明確にする手法としての負ミュオンを用いたミュオン特性X線測定の開発を行っている。今回この手法を用いて低温で電子状態の変化を伴う相転移が起こるFeOにおいて行った。この手法は原子核に捕まった負ミュオンが脱励起する際に放出するX線を解析することによって負ミュオン原子形成過程を明らかにする手法で、今回初めて温度依存性の測定を実施、結果を得た。講演ではFeOの温度依存による電子状態の変化をミュオン特性X線測定、特にその分岐比から議論する。